あらゆる文章は自己紹介である by 高橋源一郎

高橋源一郎さんの『13日間で「名文」を書けるようになる方法』(P.99)に書かれていた言葉である。

本書は小手先の文章術を解説する本ではなく、文章を書くということはどういったことで、書くことによってどうなるのかを考えさせる本だ。

そしてこの言葉は、以下の文脈で使われている。

 わたしたちが、なぜ、「赤の他人」とコミュニケーションしようかとするかというと、ひとりでは生きていけないからです。(中略)
 わたしたちは、「赤の他人」とコミュニケーションするために、あるものを必要としています。いくら、わたしたちが「赤の他人」を必要としていても、向こうの方は、そうではないのです。だとするなら、「赤の他人」に振り向いてもらうために、私たちは、なにかをしなければなりません。それが「自己紹介」ということなのです。あるいは、あらゆる「文章」は、「自己紹介」であると、いってもいいのかもしれません。

 

このブログの記事の一つひとつが「自己紹介」なのだといわれると、確かにそうなのかもしれない。

「赤の他人」に私という存在を知ってもらうために、私はこのブログを書いているのだと思う。

by isopiii

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