あたえられた環境でいかにふるまうかという、人間としての最後の自由だけは奪えない by ヴィクトール・フランクル

 

明日命を失うかもしれない過酷な強制収容所の中でさえ、通りすがりに思いやりのある言葉をかけ、なけなしのパンを譲ってあげることができる人がいたという。

1956年から読み継がれているロングセラー、ヴィクトール・フランクルによる「夜と霧」の一節だ。

「夜と霧」は精神科医であるヴィクトール・フランクルが第二次世界大戦時に、ドイツの強制収容所で体験した事実を書き連ねたものである。

残虐で悲惨な描写はなく、収容所の体験を心理学の立場から解明しようと取り組んでいる。

この「あたえられた環境でいかにふるまうかという、人間としての最後の自由だけは奪えない」という言葉は、生きることの目的の根幹に関わる言葉である。

「生きる」ということは、私たちが生から何かを与えられるのではなく、生きることが各人に課す課題を果たす義務を引き受けることなのである。

つまりどのような環境におかれても、人間としての義務を果たすことが生きるということなのである。

という難しいことを考えなくても

たとえどのような逆境におかれても、自分を見失わず冷静に人間らしく立ち振舞うよう心がけたいものである。

by isopiii

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