品質はそのままで価格を下げる戦略はもうやめにしたら?

「すき家」が牛丼を値下げするというニュースがあった。

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牛丼(並盛り)が280円から40円値下げして240円へ。

期間は12月10日から12月20日までと、10日間限定のクリスマス・キャンペーンとなってる。

しかしできることなら、価格下げのキャンペーンはもうそろそろやめてはどうだろうか?

なぜなら、せっかくデフレを抜け出そうとしている経済に水を差すから。

小遣い制サラリーマンの身分としは、昼食代が少しでも安くなることは大歓迎なのだが、それ以上に景気回復を望んでいる。

「良いモノを安く作って安く売る」というビジネスモデルが間違っているとは言わない。

しかし日本は既に「安く作る」「安く売る」の部分では限界に来ていると思う。

原発問題でエネルギー価格が上昇している中で、「安く作り・安く売る」ためには、人件費に影響が出るのではないかと心配している。

「企業が安く売る→企業の利益が少ない→従業員の給料が上がらない(むしろ下がる)→安いものしか買えない→企業が安く売る」という負のスパイラルはもう望まない。

「すき家」がどのような企業努力で、今回の値下げを実現しているか知らないから、無責任なことは言えないので、一般論として受け取って欲しい。

日本のような成熟した市場では、安くするなら品質を下げる(質を悪くするのではなく、機能を省くとか、分量を減らすということ)というやり方が望ましい。

たとえば、車や電化製品などは、あまり使われない機能を省いたり、安い部材を使うなどして、どんどん安価なモデルを提供して欲しい。

食品においては、品質(美味しい、安全など)が上がることで、価格が上がることは仕方がない。

デフレからインフレに向かっている経済状況においては、価格の据え置きだけでも大変な企業努力があると思う。

そのような中で、一時的なカンフル剤としてであったとしても、「値下げ」するということは、どこかに無理があるのではないかと心配する。

ではでは〜

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