メリハリとは「OnとOff」ではなく「HighとLow」なのです

若いころの話だが、休日に仕事のことを思い出して、嫌な気持ちになるときがあった。

休日の貴重な時間を、仕事に侵されたような感覚だった。

さぼてん

すべての仕事が金曜日にきれいに終わって、すっきりとした気持ちで、休日を迎えることができるといい。

でも、そうでなく、気がかりな案件を翌週に持ち越すこともある。

そうすると、休みの日のちょっとした瞬間に、その気がかりなことを思い出す。

テレビを見ているときのコマーシャルの時間、読書の集中が途切れたときなど、なにかの集中がふと途切れたときに思い出す。

そして憂鬱になる。

仕事が嫌いではなく、どちらかというとやりがいを感じていたのだが、それでも休日に仕事のことを考えたり、思い浮かんだりすることが憂鬱だった。

なぜそのような感覚になっていたかというと、それは仕事をしている平日を「On」、休日を「Off」とハッキリと分けて考えていたからだと思う。

自分では休日を「Off」と決めているのに、その「Off」のときに仕事のことを思い出して、いろいろと悩んでいる自分が嫌だったのだ。

しかしあるとき、ふと考えた。

僕の頭は、会社から家に帰った途端に頭を「Off」に切り替えるなんて器用なことはできないし、休日にずっと「Off」でいつづけることも、できないのではないだろうかと。

そこで「OnとOff」という考え方を、「HighとLow」に変えてみた。

「Off」ではなく「Low」

「Low」だから仕事のことを思い出しでも考えてもいい訳だ。

そう思うだけで、休日に仕事のことを思い出すことがストレスではなくなった。

ストレスゼロとは言わないが、かなり軽減された。

必要なときは、仕事のことを考える時間さえとるようになった。

この「HighとLow」の考え方は、平日と休日だけではなく、仕事中でも使える。

大切なのは、「HighとLow」の時間を自分でコントロールすること。

あえて「Low」の時間を作って、「High」の時の集中力を高めるのだ。

質が高い「High」のための「Low」

ただし、仕事中の「Low」と休日の「Low」は同じではなく、2段階ぐらいの差はある。

「High」→「高いLow」→「ちょっと高いLow」→「休日のLow」のイメージだ。

日曜日の夕方頃から、「ちょっと高いLow」にしておくと、月曜日の重い気持ちが少し軽くなるというメリットもある。

仕事と休日を「OnとOff」にハッキリ分けようとしても、なんだかうまくいかない人は、「HighとLow」の考え方を試していただきたい。

きょうの”きっかけ”

時間の使い方にメリハリをつけるといいますが、それは「OnとOff」ではなく、「HighとLow」なのですよね。

このことに気づくのに、ずいぶんと時間がかかってしまいました。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、またお会いしましょう!

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