文章が下手でもシェアされる魔法の文章術−『6分間文章術』中野 巧(著)

文章術の基本は、「自分が書きたいことを、人が読みやすいように書く」ことだ。

それはわかってる。

でも自分が書きたいことほど、気持ちが前のめりになって、ひとりよがりの文章を書いてしまうというのも、よくあることだ。

6分間文章術

このブログでも、気合を入れて書いた記事ほど読まれない」なんていうことがよくある。

それはなぜか?

それは、書きたいことを文章にするときには、主語がすべて自分になってしまうからだろう。

主語が自分になるというのは、「私は…と思う」「私は…と考える」「私の体験では…」など、視点がすべて自分になってしまうことだ。

このような文章を書いてしまうと、「あたなはそうかもしれないが、私はそうではない」と読者が冷めてしまったり、最悪の場合は反感を買って、途中で読むのをやめてしまうかもしれない。

では反感を買うことなく、文章を最後まで気持ち良く読んでもらうには、どうすればいいのだろうか?

その答えは、「共感を生む文章」を書くことだと著者の中野さんは書いている。

どうすれば「共感を生む文章」を書くことができるのか?

さっそく、『6分間文章術』のポイントを紹介しよう!

7つの共感スイッチ

「共感を生む文章」には、7つのポイントがある。

それが「7つの共感スイッチ」だ。

このスイッチのうちのどれか、もしくはいくつかのスイッチが入れば「共感を生む文章」を書くことができる。

そんな「7つの共感スイッチ」簡単に見てみたい。

共感スイッチ① ゴール設定

文章を書き始める前に、書いた文章によって達成したいゴールを設定する。

共感スイッチ② 相手のハッピー

相手がハッピーになるメッセージを考える。

共感スイッチ③ あなたが求める行動

文章を読んで、読者にどんな行動を起こして欲しいか考える。

共感スイッチ④ ネガティブシンキング

文章を読んで否定的にとらえる人の真理を考える。

共感スイッチ⑤ ストーリーの力を借りる

抵抗感なく受け入れられるストーリーを考える。

共感スイッチ⑥ 論理×感情×あなたらしさ

理論と感情をバランスよく。そこに自分らしさを加える。

共感スイッチ⑦ あなたの望む世界観

自分にしか書けない世界観を考える。

 

「7つの共感スイッチ」は本書『6分間文章術』の最大のポイントだ。

これさえマスターすれば「共感を生む文章」を書くことができるようになる。

エンパシーシート

「7つの共感スイッチ」を1枚のチャートにまとめたのが「エンパシーシート」だ。

「7つの共感スイッチ」と言われても、イマイチわかりにくい。

しかし、この1枚のチャートをルールにのっとって埋めていくだけで、「共感を生む文章」が書けるようになる。

チャートの仕組みを理解していなくても、ルールに通りに書けば結果が出る。

車の仕組みを知らなくても、運転ができれば目的地に着くのと同じだ。


文章を書く前の数分間で、このエンパシーシートを作成する。

そうすると、文章の骨子ができあるので、あとはそれに従って書くだけ。

僕も試しに使ってみると、自分のあたまの中でモヤモヤとしていた文章のイメージが、スッとまとまるような感覚を受けた。

なかなかいいかもしれない。

まだまだ使いこなせていないが、「エンパシーシート」は、箇条書きで文章の骨子を考えるより使い勝手が良さそうだ。

 

もし、文章を書く前の数分で、文章が生まれ変わるとしたら、こんなに素晴らしいことはないのではないだろうか?

効果が出るまでぜひ使ってみたい!

きょうの”きっかけ”

どのような文章術の本でも、文章を書く前の準備は大切だと説明があります。

しかしこの『6分間文章術』は、文章の書き方の説明はまったくなく(文章力は要らないとさえ書いている)、書く前の準備だけに特化しているのが面白いですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
今回はこれぐらいで。
それでは、またお会いしましょう!

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