スピーチのコツはAMラジオにある!

息子の卒業式で多くの人のスピーチを聞いたが、スピーチが上手い人には、2つの共通のポイントがあった。

雪景色

卒業式では、校長先生・PTA代表・来賓の方々など、さまざまな人のスピーチを聞くことができる。

昔は、人のスピーチを長々と聴くのは耐えられず、スピーチを聞くふりをして、頭のなかでは、まったく関係ないことを考えてたりしていた。

ごめんなさい。

しかし最近はスピーチをする機会も多くなってきて、他人がどのようなスピーチをするのかとても興味深く聴くようになった。

ゲンキンなものだ。

スピーチの内容も興味はあるが(いいフレーズがあれば真似ようと考えている)、話し方や、身ぶり手ぶりも興味深く見ている。

きょうの息子の卒業式では、送辞や答辞を含めて、総勢8名ほどのスピーチを聴くことができた。

上手い人、下手な人、感動的な話をする人、原稿を読んでいるだけの人などいろいろな人がいたが、スピーチが上手かった人には、2つの共通のポイントがあった。

それは、視線とスピーチの早さだ。

手元にある原稿をずっと見ながら、初めから終わりまで下を見てスピーチをするなどというのは最悪だ。

しかし、そこまでひどくなくても、手元の原稿と正面だけしか見ない人がなん人かいた。

聴いている方からすると、これでは一体感がなく、親近感をもつことができない。

スピーチが上手かった人は(心に響く話をした人でもある)、たまに手元を見ることはあっても、会場全体を広く見回すような視線だった。

広い会場なので、スピーカーと目が合うことはないが、自分がいる方向に視線が来ると親近感をもつものだ。

親近感があるから、話している内容も心に響いてくるのだろうと思う。

スピーチの早さは、早口にならないように、なるべくゆっくりと話すのは良いと云われているが、どのぐらいゆっくりなのか悩むことはないだろうか?

あまりにゆっくり過ぎると、間延びをしてしまうのではないかと心配だ。

きょうスピーチを聴いていてひらめいた。

スピーチの早さは、AMラジオのパーソナリティが話している早さと同じなのだ。

若者向けの夜の番組ではなく、年配の人も聞くお昼前後の番組のパーソナリティの話すスピードだ。

普通にラジオを聞くと(AMラジオを聞くことはめったにないが)、お昼の放送はちょっとゆっくり過ぎるかなという感じもするが、スピーチだとこれがちょうどいい早さになる。

ラジオは、なにか別なことをやりながら、聞き流す感じで聞いていて、話している内容を深く理解しようとはしていない。

なので、話す速度がゆっくり過ぎると感じるのかもしれない。

しかしスピーチの場合、話の内容を理解しようと聞いているので、ゆっくり過ぎる方が、内容を把握しやすいのだと思う。

そういえば、前に読んだ『ひらがなで話す技術』に書いてあったことだが、人はひらがなで聞いて、頭の中で漢字に変換して意味を理解しているそうだ。

だから、「漢字に変換して理解するという時間」を聞く人に与えるために、少しゆっくり目に話す方が、伝わりやすいのだろう。

きょうの雑録

スピーチの早さは、聞く人の多さによって変わると思います。

少人数の場合は普通の早さでも大丈夫ですが、人数が多くなるにつれ、ゆっくり話すのがいいのではないでしょうか?

10人、100人、500人と聞く人が増えるにしたがって、スピーチもゆっくりした方が、伝わりやすいと感じるんのです。

実際、大人数に話しかける政治家さんの街頭演説は、かなりゆっくりとしたスピーチですよね。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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