書評は本の紹介するだけではない〜書評を通じて自分の考えを書く方法

書評を書くときに心がけていることがある。

それは本のダイジェストにならないようにすることだ。

IMG 3780

本をブログで紹介するとき、全体をまんべんなくまとめて、”あらずじ”を書いてもあまり面白い内容にはならない。

なぜなら、”あらずじ”だけであれば、誰が書いてもそれほど違いはないし、本の内容を部分的に抜き出しても、元々の本を越えることはできないから。

わざわざ時間をかけてブログで紹介しようとしているぐらいだから、読んだ本はおもしろかったはずだが、それはある一定のボリュームがあってこそのおもしろさであって、一部分を抜粋してまとめても、元々のおもしろさには到底かなわない。

だから本をブログで紹介するときは、部分的に抜粋して”あらすじ”を書くのではなく、自分がもっとも興味深く感じたところを掘り下げて紹介するのがいい。

つまり自分というフィルターを通して、本を紹介するということだ。

自分というフィルターを通すということは、自分の価値観を反映させるということ。

読み聞きしたことに、自分の価値観を加えることで、独自性がある文章に仕立てることができる。

自分の価値観を反映させず、ただ事務的に抜粋した”あらすじ”は読んでいても楽しくない。

それは誰が書いたかわからない個性がない文章になってしまうから。

考え方を変えると、本の紹介を書くことで、自分が伝えたいことをブログで表現することもできる。

世間一般に名前が知られていない人が、「世間に物申す」ような記事を書いても、多くの人は共感してくれない。

フラットでオープンなウェブ社会でも、知名度がある人や肩書がある人の文章の方が、一般の人が書いた文章より信用されるからだ。

誰もが文章を発表できるウェブ社会だからこそ、知名度や肩書で”ふるい”にかけられる。

ウェブ上にある膨大な文章の中から、価値があるものを効率よく見つけるために、知名度や肩書が”ふるい”として使われる。

実際のところ、僕もまったく知らない人の「世間に物申す」ような文章を積極的に読む気にはならない。

それでは知名度や肩書がない人が、「世間に物申す」ような記事書くにはどうすればいいのだろうか?

そのひとつが本の紹介、つまり書評を使う方法である。

読んだ本を紹介するというのが一般的な書評だが、そうではなく、書きたいことを補足してくれる本の書評を書くという方法だ。

たとえば、「原発に反対する」という記事を書きたいとき。

そのまま書いても誰も振り向いてくれないし、専門家でない人が書いた文章には説得力がない。

そういう場合は、「原発反対」について書かれた本を読んで、その本の書評を書く中で自分の意見を述べればいいのだ。

そのように、書評とセットで意見を述べれば、自然な感じで多くの人に読んでもらうことができるだろう。

つまり、本という権威を使った「虎の威を借る狐」作戦というわけだ。

書評より「意見」の方が多いと嫌がられるかもしれないが、うまく使えば、かなりおもしろい書評になるに違いない。

きょうの雑録

個人ブログに書評を書く場合、本の紹介だけを書いても面白くないと思います。

「自分の経験」や「意見」を交えて本の紹介を書くことで、独自性がある書評になるのではないでしょうか?

そこに個人ブログで書評を書く意味があると考えます。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA