30歳なんてまだまだひよっこ

小保方さんって30歳なんですよね。

僕が務める会社では、30歳なんてまだまだひよっこですよ。

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僕が務める会社では、30歳前後の社員は頼もしいところはあるものの、報告書や提案書をつくるのを任せっきりにするのは、少し心配なところもある。

周りからは中堅社員として期待されている反面、まだ仕事を一人でやり切るというのは難しい年代だ。

だからと云って、いちいち指導していると彼らの成長にならないし、こちらの身も持たない。

なので、ある程度はひとりでやってもらい、最終チェックを僕か、彼らの先輩社員にお願いするようにしている。

直すとことは、文章のロジック構成から「て・に・を・は」まで広範囲に及ぶ。

彼らが書いた報告書や提案書を読んで、「支離滅裂」なんて云うことはさすがにないが、内容が甘かったり、ビジネス文書としてふさわしくない表現を使っているというのはよくあることだ。

社外に出す文書を事前にチェックすることは、「リスクを回避」のひとつである。

取り返しがつかない内容の文書を外部に出してしまい、会社が窮地に陥るというのは避けなければならないが、それによって、彼らが窮地に陥るというのも避けなければならない。

特に、「できる社員」ほどすべて自分でやりたがるので、社外に文書を出す前には必ずチェックするというルールをつくり、それを守らせるのが、上司や諸先輩の責任となる。

小保方さんの周りには、そのような人がいなかったのは、悲しいことだと思う。

「論文をコピペしたらダメだよ」とか「写真を使うときは間違えないようにしようね」とか「実験ノートはちゃんと書こうね」と云ってくれる先輩や上司はいなかったのだろうか?

若くして理研の研究員になったぐらいだから、相当に優秀な人に違いない。

そのような優秀な人ならなおさら、小さな失敗でつまずいて将来を潰さないように、周りの人がケアしてあげないといけないのに。

そういう意味でとても残念な事件だと思う。

(了)

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