室生の里で桜めぐり(室生寺・大野寺・西光寺)〜奈良の桜③

室生寺といえば石楠花が有名だが、大自然に囲まれたこのお寺は、春の桜や秋の紅葉も魅力的なところだ。

山桜や薄墨桜が咲く境内は、染井吉野の華やかさとはまた違った美しさがある。

室生寺

室生寺は女性の立ち入りが許されていなかった高野山に対して、女性の参拝も認められていたことから「女人高野」とも呼ばれている。

ということもあってかどうだかわからないが、多くの女性たちが参拝していた。

女子大生らしき集団から、30年前には女子大生だった集団までさまざま。

男性ひとりは僕ぐらい。

ひとりで室生寺を参拝(目的は写真撮影だけど)する男性は珍しいのかもしれない。

室生寺はそれほど大きなお寺ではなくて、境内に入るとすぐに弥勒堂と金堂があって、その奥に少し入ると本堂と、このお寺のシンボルにもなっている五重塔がある。

金堂は鎌倉時代につくられた重文、金堂と五重塔は平安時代につくられた国宝と、とても歴史があるお寺なのだ。

写真でよく紹介される五重塔はは意外と小さくて、高さ16.1メートルと屋外に立つ五重塔としては最小のものらしい。

また、<大和三段>に数えられている奥の院に至る石段は、急な勾配なうえ700段以上もあって、いっきに登るとへとへとになる。

真夏なら間違いなく汗だくになる。

奥の院を目指す人は心してかかってくださいね。

ちなみに、<大和三段>のあとの2段は、佛隆寺と談山神社の石段。

参考記事:樹齢900年!「佛隆寺の千年桜」は開花が遅い?〜奈良の桜 | 雑録ブログ

室生寺の上から見た金堂IMG 6302

本堂では御朱印がもらえるIMG 6373

意外と小さい五重塔
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永遠と続く石段
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やっとのおもいで到着した奥の院
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桜がきれいな護摩堂IMG 6374

石楠花の開花はゴールデンウィーク頃とのことIMG 6352

女人高野 室生寺

室生寺の次に、車で10分ほどのところにある大野寺に参拝する。

ここも桜が有名なお寺で、境内には樹齢300年の「小糸枝垂れ桜」が2本と「紅枝垂れ桜」10本が咲き誇っている。

大野寺は、お寺から宇陀川をはさんで反対側大岩壁に彫られている弥勒仏像を拝むという、ちょっと変わった参拝方法になっている。

この弥勒菩薩像が制作されたのは、壇ノ浦の戦いから22年後の1207年。

その後、後鳥羽上皇の臨席のもと開眼供養されたというのだから、あなどれない歴史を持っているお寺なのだ。

樹齢300年、小野寺の小糸枝垂れ桜IMG 6409

舞う花びらが美しい

大岩壁に彫られている弥勒仏像を拝むところIMG 6432

宇陀市観光サイト|観光案内|花|大野寺のしだれ桜

大野寺の立派な桜の親木が、西光寺という小さなお寺にある。

西光寺は、大野寺より室生寺の方が近く、歩いて20分ほどのところ。

もちろん車でもいけるが、道幅が狭いのがちょっとつらい。(場所によってはすれ違いが出来ないとこともある)

でも、奈良の観光地って、道が狭かったり整備されてなかったりするところが多いんだよな。

大の寺の親木、西光寺の樹齢300年の「小糸枝垂れ桜」IMG 6445

宇陀市観光サイト|観光案内|花|西光寺のしだれ桜

おみやげに買ったのは「草もち本舗」さんのよもぎ餅

なぜか室生寺の周りにはよもぎ餅屋さんが多いんですよね。

よもぎの薫りと、あっさりと炊いた餡が美味しく、2〜3個はまとめて食べられちゃいます。

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関連ランキング:和菓子 | 室生口大野駅

(了)

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