【本の紹介】「本を出版したい」あなたへ贈る、ナイショの知恵袋(あんちょこ)by 西沢泰生

ブログを書き始めたころから心のなかでは「本を出せたらいいなぁ」なんて思っています。

2012年の8月からブログを書いているので、もう3年ほど「いいなぁ」と思っているのですが、具体的な行動をおこしていないので、残念ながら本を出すなんて夢のまた夢の状態です。

それでも出版には興味があるので「素人が簡単に本を書ける」というような本を見かけると気になってしまいます。

今回紹介する『「本を出版したい」あなたへ贈る、ナイショの知恵袋(あんちょこ)』は、電子ブックのkindleで読める本を探しているときに偶然見かけて手に取りました。

こういったハウツー本で注意するところは、自分とまったく異なる環境の人が書いた本はあまり参考にならないということ。

コンサルタントや会計士などの特殊な職業の人や、20歳そこそこで本を出版できるような才能あふれる人の話を聞いても、残念ながら私たちの参考にはなりません。

それに引き換えというと申し訳ないですが、著者の西沢泰生さんは年に5冊も出版するという実績をお持ちながら、1962年生まれの会社員というプロフィールが僕と近くてとても共感を持ちました。

しかも最初の本の出版が2012年と最近の出版事情を経験されています。

昨今の社会の変化を考えると、10年前の話はまったく参考にならないですし5年前でも怪しいところです。

しかし3年前のことならリアルな状況を教えてもらえそうなところも気に入りました。

それでは本の中身をちょこと紹介しましょう。

本を読んだ全体的な感想は、語り口調で書かれた文章がとても読みやすいということと、自らの体験を中心に書かれているので説得力があるということ。

また印象的だったのは初めての本を出されたときのエピソードです。

西沢さんが本を出すきっかけになったのは、ある本をご自身のブログで紹介されたことです。

そののち紹介した本の著者の方と懇意になり、その人の勧めで本を出すことになったとのこと。

ブログでの本の紹介が出版きっかけになったというのは面白いですね。

僕もブログで本を80冊ほど紹介していますが、著者の方からコメント(紹介に対するお礼のコメントです)をもらったのは1回だけです。

なにが違うのでしょうかね?

もう一つ印象的だったのは、実際に出版社に採用された本の企画書のサンプルです。

本を出すには企画書を作成して、機会があるたびに編集者に見せればいい、ということを聞いたことがあるのですが、本の企画書というのはどのように書けばいいのかわかりませんでした。

しかしこの西沢さんのサンプルを見ると企画書にはどのようなことを書かなければならないかがよくわかります。

企画書に最低限必要なのは、短くわかりやすいコンセプト、ターゲットとする読者層、目次、そして見本原稿(見本原稿は全力で書く!)です。

そのほかにも、本を出すと人生がどう変わるか、書くときの心構え、ネタの探し方、読んでもらえる文章の書き方、編集者へのアプローチの方法など、出版に関する知恵袋(あんちょこ)が目白押しに書かれています。

本書は出版を目指してる人や本を書くことを夢見ている人におすすめの1冊です。

価格が350円とお安いですがkindle版のみの販売なので、kindleをお持ちでない人はPCやスマホにkindleアプリをインストールしてお読みください。

kindleアプリダウンロード

ではまた。

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